犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉/出口保行
概要
親のよかれと思ってかけた言葉が子供への呪いになる
どんな言葉によって子供が犯罪へと走ってしまったのかを、数多くの非行少年たちの心理分析をしてきた犯罪心理学者の著者が解説
感想
親が良かれと思ってかけた言葉が子どもを呪い、壊す
その言葉は本当は誰のための言葉なのか、立ち止まり考える必要がある
「みんなと仲良くね」
「早くしなさい」
「もっと頑張って」
「何度言ったらわかるの」
「勉強をしなさい」
「気をつけなさい」
多くの人が言われたことがあるような何気ない言葉が時には強烈な攻撃になる
協調性を重んじる余り人の意見に流されやすくなった子供
急かされ続けることでその場凌ぎが増えた結果、後先考えずに行動するようになった子供
頑張っても頑張っても褒められず、報われず、結果学習性無力感に陥ってしまった子供
自己肯定感が破壊され、結果自分を大切にできなくなってしまった子供....
「宿題やったの!?」「今やるところだったのに!!」にもブーメラン効果という名前がちゃんとついていたことにまず驚く
そしてこのやりとりすら、親子の関係次第では呪いとなってしまう
全ては本当に親子の信頼関係次第
親だからって無条件に信頼されるわけではない
一方的なやりとりではなく、しっかり子供と向き合っていくことが大事なんだなだと改めて思う
私自身は未婚子なしなので、親になる苦労と責任はハッキリと理解することができない
声かけ1つで子供の人生が変わってしまうかもしれないと思うとなかなかの恐怖というか、強烈なプレッシャーを感じてしまう
もし私に子供がいて、子供との関係に悩んでこの本を読んだらどんな反応をしていただろうか?
正直内容を素直に受け止められないと思うのよね
「じゃあ何を言ったらいいの!?どうしろっていの!?」って怒りが沸くと思う
信頼関係の築き方、傷付けない言い方、フォローの仕方と色々書いてあるけども果たして実践できるかどうか...
悶々と考えてしまう本でした

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